【GREEN×EXPO 2027】二十世紀梨(7月4日は梨の日です!)
皆さんは7月4日は「梨の日」ということはご存じでしょうか。
そうです、7(な)4(し)の語呂合わせです。鳥取県東郷町(現:湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」により、2004年(平成16年)に制定されました。
湯梨浜町では梨の栽培が盛んで、梨の日には二十世紀梨の古木「百年樹」において、豊作祈願などの行事が行われています。

梨の日の制定のもととなった二十世紀梨は千葉県松戸市が発祥の地となりますが、現在ではあまり知られていません。
そのため、二十世紀梨の発見者である松戸覚之助の子孫にあたる松戸克浩(㈱新松戸造園 代表取締役)が、「二十世紀梨里帰りプロジェクト」として発祥の地である千葉県松戸市にて育てています。
原木は国の天然記念物にも指定されていましたが、その後、戦争の影響もあり枯死してしまったため、育てている株は、発祥の地である千葉県松戸市から鳥取県へ渡った親木から穂木と言われる枝を提供いただき、育てたものです。
育てた株は来年、横浜・上瀬谷で開催される「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」に出展予定です。
こうして大切に育てた株について、小さな果実が結実した様子を5月にブログで紹介させていただきました(5月のブログはこちら)。
順調に果実が大きくなりつつありますので、6月の様子や梨の栽培にとって重要となる作業についてご紹介いたします。
現在、果実はピンポン玉程度に大きくなっています。

摘果
小さな果実がたくさんできたのですが、このまま美味しい梨へと育つわけではありません。
ここで大切となる作業の一つに「摘果」という作業があります。
たくさんついた果実の中から、大きく育てていきたい果実を選び、それ以外の果実を取り除いていく作業になります。
果実が多すぎると果実1つ当たりの栄養が不十分となり、美味しい梨が出来ません。
また、果実が多すぎると重くなり過ぎてしまい、枝が折れてしまいます。
・・・なので、心苦しいですが、不要な果実を大きくなる前に取り除いていきます。


袋掛け
もう一つの大切な作業として「袋掛け」があります。
袋掛けは病気や害虫から大切な果実を守るために行います。また、枝や葉と擦れてしまい果実表面に傷がつくことを防ぐほか、二十世紀梨等のいわゆる「青梨」と呼ばれている品種では特有の透き通るような美しい黄緑色の果実に仕上げるために行います。
抗菌作用を持たせた特殊な紙製の袋で一つ一つ手作業で丁寧に果実を包んでいくので、かなり大変な作業です。
(本来は小袋掛け、大袋掛けと2回行いますが、今回は大袋掛けのみ行っています)


こうしてみると、なんだか梨が実っているように見えますが・・・袋です!

袋掛けして果実を保護しましたが、今後、夏から秋にかけて台風などの気象が荒れることが多くなってくるので、まだまだ心配のタネは尽きません。
袋を外す作業は収穫の時になるので、ドキドキしながら袋を外すことになりそうです。
無事、順調に大きくなってくれますように!
出展期間のお知らせ
新松戸造園の出展期間は2027年春・秋の2回の予定です。
第1回(春) 2027年4月3日(土)~4月11日(日)
第2回(秋) 2027年9月4日(土)~9月12日(日)

