自然のエアコン「緑のカーテン」でSDGs
弊社の所属する(一社)日本造園建設業協会 千葉県支部では、東日本大震災以降、毎年、県内を対象にゴーヤの苗を寄贈しています。
緑のカーテンとは
ゴーヤやアサガオなどのツル性の植物を窓の壁面に張ったネットに這わせてカーテンのように覆うものです。
東日本大震災以降、自然の力を活用した節電・省エネ対策として注目を浴びるようになりました。
自然のエアコン「緑のカーテン」でSDGs
①日差しを遮る
カーテンやブラインドと違い、緑のカーテンは建物の外壁を覆うので建物自体が熱を蓄えることを抑えることができます。
②植物の蒸散作用で温度を下げる
植物は、体内の水分を水蒸気にして葉から放出しています。
人間が体温調整のために「汗を流す」ことと同じ作用ですね。
③見た目も涼しくリラックス効果
皆さんは、「日陰」と「木陰」どちらが涼しく感じますか?
強い日差しが降り注ぐ中、日陰を探して猛ダッシュ!
木の下で気持ち良くてうっかりお昼寝・・・
なんて経験はありませんか?
木陰は葉で日陰になっていることに加えて蒸散作用で温度が下がっているので、一段と涼しく感じます。
④植物を育てる楽しみ
植物を育てる楽しみや収穫体験、自分が育てた実を味わってみたり、自然の遊びを考えたりと沢山の楽しみ方があります。
「活きた教材」として取り上げる学校も増えているそうです。
子ども達に苗を育てることを通じて、植物に親しみをもってもらい緑の大切さを感じてもらえたら嬉しいです。
今年の夏は、日本に昔から伝わる自然のエアコンを取り入れてみませんか?
エネルギー使用量を減らしてCO2の排出を抑えることで、地球温暖化やヒートアイランド現象の緩和に繋がるよ!