千葉県立我孫子高等技術専門校についてPart1

コウメ

みなさん、こんにちは。

新松戸造園では我孫子高等技術専門校の卒業生がたくさん活躍しているよ♪

今回のブログでは、我孫子高等技術専門校の卒業生であり新松戸造園で活躍している造園男子がブログを書いてくれたよ!

高等技術専門校ってどんな学校?

高等技術専門校ってわかりにくい名称ですね。

我孫子高等技術専門校(愛称:ちばテク我孫子校)は、一般的には職業訓練校や専門校

(専門学校ではありません)と呼ばれています。

今回は、我孫子高等技術専門校(以降は「訓練校」と記載)に一年間通い感じたことをご紹介します。

造園や植物に関わる仕事に就きたい人には、①いきなり造園会社に就職する

②まずは造園を学べる大学や専門学校で勉強してから就職する  という選択があると思います。

ただ、①はハードルが高そうだし、②は受験勉強が必要だし授業料が高そう…と悩ましいですね。

訓練校は、造園の仕事や植物の知識について学ぶことができ、入校試験もそれほど難しくなく、

授業料もそれほど高くない、①と②の中間にある選択かもしれません。

どんな人が通ってるの?

訓練校の造園科には、普通課程(4月入校の一年コース)と短期課程(4月・7月・10月・1月入校の半年コース)があります。

私が通ったのは普通課程だったので、今回は主に普通課程(一年コース)についてご紹介します。

その年の社会情勢、造園や植物への関心などの影響もあると思いますが、毎年入校してくる人の構成は変わるようです。

高校を卒業したばかりの10代、大学や専門学校を卒業した20代、ライフシフトを目指し他業種から造園業界へ転職したい40代や50代、定年退職後に起業し、さらに造園や植物のことを学びたい70代と本当に様々でした。

特に40代や50代は事業会社、建築、医療、芸能、広告、学校職員など、まったく畑の違う仕事からの転職を目指していましたが、みんな植物や造園のことが大好きだったので毎日楽しかったです。

令和5年度の普通課程(一年コース)の定員は20名ですが、4月から始まった

植物学者の牧野富太郎先生がモデルのNHKの朝ドラ『らんまん』の影響で来年度は受験する人が多くなるかもしれません。

私が一年間一緒に学んだ14名の多くが、造園会社や園芸会社、植物園や公園などに就職することができました。

みんな入社してもうすぐ一ヵ月ですが、試行錯誤しながら毎日頑張っているようです。

どんなことを学べるの?

パンフレットやホームページでは、授業内容はこのように書かれています。「造園に関する設計・製図、垣根・石組み等の構造物の施工法、植栽及び剪定・整枝・養生等の植栽管理に必要な専門知識と技能を習得します」。

基本的には学科が1/3、実技が2/3という感じでしょうか。

一年を通して、朝9時頃に朝礼が始まり、夕方まで授業、片付けや掃除を行い夕方4時30分頃に終礼があり授業が終了します。

雨の日以外はほぼ毎日、朝礼の前に造園科の先生と生徒全員で「ラジオ体操第一」から一日が始まります。

帽子を被り作業服を着て、音楽に合わせてラジオ体操するのは慣れるまでは恥ずかしかったですが、男性も女性(女性の比率は2割くらいでした)もしばらくすると慣れてきます。

一年間、毎朝ラジオ体操をして実感したのですが、作業前のラジオ体操はケガの予防にかなり効果があるように思います。

詳しい授業内容はホームページに書いてありますが、学科では植物学や日本庭園史の講義が特に面白かったです。

もし実技の雰囲気を知りたいようでしたら、毎月第3木曜日に見学会がありますので、訓練校へ連絡して参加してみてください。造園科の先生が詳しく案内して質問や相談にも応じてくれます。

造園の経験がなくても授業についていける?

受講生の多くがガーデニングや庭いじりを趣味でやっていました。

中にはかなり本格的にやっていたり、とても詳しい人もいましたが、造園に関してはほとんどの人が初心者でした。

実技の授業は、春から夏にかけて屋外での作業になり体力的に一番きつかったです。

造園の世界で腰道具(剪定鋏、木鋏、剪定鋸)と呼ばれる道具を腰につけ、まずは竹垣作りや石組みを行います。

イメージが湧きにくいと思いますが、小さな日本庭園風のものを製作すると思ってください。

2級造園技能士という資格があるのですが、その実技課題を数ヵ月かけて行います。

男結びと呼ばれる縄の結び方に始まり、竹垣づくり、石組みを先生の指導で学び、2級造園技能士の実技試験に合格できるレベルの技能を身に着けます。

これらの作業は造園の基礎的な技術を学ぶ時間になりますので大変ですが頑張ってください。

花壇づくりや樹木の剪定なども、たっぷり時間をかけてとはいきませんが、季節ごとに一年を通じて行います。

体力的には女性にはきつい部分もあると思いますが、みなさん男性と同じように作業していました。また、体力のある10代の若者よりも、長年別の仕事をしてきた40代や50代の方が不思議と作業が速かったので、休まずに授業に臨めばどなたでも課題をクリアできると思います。

▼千葉県立我孫子高等技術専門校のホームページはこちら

https://www.pref.chiba.lg.jp/kg-abiko

コウメ

次回は、在学中に取得できる資格や訓練校で学んでから

就職をした方が良いかなどについて紹介するよ!

Part2もお楽しみに♪