【日本公園緑地協会会長賞を受賞】第29回都市公園コンクール
みなさんこんにちは!
このブログでは新松戸造園が2013年に受賞した、第29回都市公園コンクールについての記事です。
新松戸造園長い歴史で様々な仕事をしてますが、その中でもこれほど大きな賞を受賞したのは大変誇らしいことです。
今回はその受賞について紹介させてください。
過去にも受賞作品があるのでこちらもぜひご覧ください。
第29回都市公園コンクール | 日本公園緑地協会会長賞を受賞
第29回都市公園コンクール | 日本公園緑地協会会長賞受賞作品
それでは簡単に受賞作品について紹介させてください。
基盤整備作業機(FTM)を用いた「造園式芝生除染・更新工法」
<作品名>基盤整備作業機(FTM)を用いた「造園式芝生除染・更新工法」
<部 門>材料・工法・施設部門(材料・工法)
■基盤整備作業機(FTM)とは
芝張り前の基盤整備や損傷した芝の除去作業において、剥ぎ取り・均平・破砕・積載を一工程で行う工法。
■造園式芝生除染・更新工法とは
芝生を根こそぎ剥ぎ取らずに汚染度の高い部分のみを取り除き、除染する工法。
■ 県立柏の葉公園の芝生地除染試験
平成24年3月、県立柏の葉公園の芝生地において、東日本大震災の原発事故に伴う放射性物質で汚染された芝生地を除染するため、約0.3haを対象に現地試験を実施。基盤整備作業機を用いて芝生を刈り、スイーパーで残渣を吸収、施工前後で放射線量を計測した結果、目土を施した場合最大で6割以上の除染効果が見られました。
第29回都市公園コンクール | 日本公園緑地協会会長賞受賞作品 | まとめ
この工法があえて造園式と命名されたのは、「何としても芝生を守り、育てたい」という造園人としての強い思いが込められているからです。
公園で寝転がったり、当たり前のように生えている芝生。
そこにはみんなの安全と笑顔を守る造園の知恵と技術が活かされています。