市川市広尾防災公園
みなさんこんにちは!コウメです♪
今回のブログは新松戸造園での代表的な施工実績である、市川市の広尾防災公園についてのブログだよ!
なあああああんと、広尾防災公園での施工で2010年10月に社団法人日本公園緑地協会主催の都市公園コンクールで国土交通省都市・地域整備局長賞を受賞しているんだ!
広尾防災公園がどういう公園ということと、賞について少しお伝えするね♪
市川市広尾防災公園ってどんな公園?
広尾防災公園には明確な目的があって作られた公園なんだ。
広尾地区周辺は、住民一人当たりの都市公園の面積が少ないうえに避難場所の面積も不足しているため、防災拠点・一時避難場所の機能を有する都市公園を整備しが必要だ!ということで、作られた公園なんだよ!
東日本大震災の時も、帰宅困難者に利用されました。
平常時は、地域住民の憩いやレクリエーションの場として親しまれる公園として、また災害時には、一時避難場所としての機能の他、初期救援や緊急輸送等の中継拠点としての機能を担う公園という、楽しく遊べるだけでなく、いざという時は広尾地区の人たちを守る公園なんだ!
最寄駅の東京メトロ東西線「南行徳」駅より徒歩で19分で、この規模の公園ではかなりアクセスもいいんだね!
そんな公園の施工をしているなんて、新松戸造園のみんなはすごいなー。
市川市民を守る広尾防災公園
そんな広尾防災公園にはたくさんの施設があるんだ!
・避難圏域
地区公園の誘致距離(概ね半径1キロメートル)及び隣接する一時避難場所(南行徳小学校)の配置状況を考慮し、相之川1・2丁目、新井1~3丁目、島尻、広尾1・2丁目を避難圏域として設定し、新井小学校とともに一時避難場所としての機能を担います。避難想定人口は約13,000人です。・出入口
災害時にどこからでも公園内に避難できるように出入口を多数設けます。外周の園路は歩道のような形態に整備し、平常時から公園へ入りやすくするとともに地域の安全な歩行空間にも寄与します。
・防火樹林帯
公園外周の火災が発生した際に、避難者の安全性の向上を図るために設けます。また、樹木は四季折々の変化に富んだ樹種を配置します。
・花の広場
花に囲まれながらベンチなどでくつろぐことができる小広場です。
・いこいの広場
樹木に囲まれた芝生広場です。広々とした眺めと木陰を楽しみながら、くつろぐことができます。一角にはデイキャンプを楽しめるスペースも設けます。
・つどいの広場
平常時はイベントや遊びのスペースとして、災害時は緊急輸送物資の集積場所となる広場です。
・あそびの広場
遊具が点在する広場です。遊具は近隣のアンケート調査を行い決めました。
・水に親しむ広場
川や海など水辺に恵まれた行徳にとって本公園のシンボルとなる広場です。子供たちの水遊び場、水を眺めながら憩いを感じる場とします。
・健康の広場
多世代の人が、多様な軽スポーツを楽しめる広場です。
・休憩広場
旧江戸川沿いの遊歩道を散歩する際に立ち寄り、休憩ができる広場です。将来、千葉県で緊急用船着場が整備された場合には、物資の搬入、荷さばきスペースとして使えるようにします。
・避難広場
災害発生直後は、いこいの広場、健康の広場、遊びの広場等広場の大部分は避難広場として機能します。
・緊急用ヘリポート
健康の広場は、大地震等の災害発生直後は避難広場として利用され、2~3日で余震がおさまった場合、救急医療や救援物資の輸送などのための緊急用ヘリポートとしても用います。また、日常においてもドクターヘリの離発着場としても利用されます。
・耐震性飲料用貯水槽(地下埋設)
上水道に直結方式の貯水槽です。大地震の振動を受けると貯水槽両側の弁が自動的に遮断され、避難者の3日分(約120立方メートル)の飲料水を確保します。
・防火水槽(地下埋設)
公園及び周辺の家屋等の火災に備え、防火水槽を3箇所設置しています。
・雨水貯留槽(地下埋設)
公園内に降った雨水の流出抑制対策として、雨水を一時貯留する水槽を3箇所に設けています。
・非常用トイレ(地下埋設)
常設の便所の他、便槽を地中に埋設し、非常時に便所として利用できる非常用便所を設けています。
・非常用自家発電設備災害時等に停電した際、広尾防災公園が一時避難場所として最低限必要となる電力を確保します。
公園としての機能も、避難所としての機能もすっごいんだね!!
広尾防災公園の整備で受賞!!
そんなスーパーな公園である広尾防災公園なんだけど、
2010年10月に社団法人日本公園緑地協会主催の都市公園コンクールで市川市と連名で国土交通省都市・地域整備局長賞を受賞したんだよ!
毎年各賞は3~4つほどしか選ばれない中、素晴らしい賞を受賞したんだね。
この賞についてはぜひとも知って頂きたいのでまた別のブログで書くね!
みなさんぜひ広尾防災公園に遊びに行ってみてねー!